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スタッフからのメッセージ

ゼネラルマネージャー 山口 美穂

皆様 こんにちは。

私はブライダルの仕事を始めて16年になりました。

18年前にオーストラリアに魅了され、オーストラリアの素晴らしさを一人でも多くの方々に知って貰える仕事をしたいと言う気持ちが強く、その時、オーストラリアに本社があり、オーストラリアの挙式とハネムーンを専門に発信していたAustyと出会い、私は旅行業界経験者でもなくブライダル業界も知らず、この新しい世界で自分の力を発揮して行けるのかとても不安でしたが、営業畑で培った“情熱・やる気・根気”そして“手まめ・足まめ・気まめ”を教えて頂いたAustyの社長から「お前には情熱と根性があるから出来るよ。」と、力強い言葉を頂き、まずは『やってみなきゃ始まらないよ。』精神と自分を信じAustyへと踏み出しました。 私が業界自体を知らなかったせいかその当時、旅行業界ではあり得なかった、アーリーチェックインやお客様ごとの専用車、フォーマルウエディングなど・・・新しいシステムは私の中に自然な形で入り込んできました。

当時、オーストラリア専門と言う事で、旅行会社出身でAustyへ入社された方には、物足りなさを感じたり、Austy一番のこだわりである“各お客様毎の企画手配の旅行作り”が出来ず、何かとパッケージツアーに走ったりと、自分の能力を棚に上げ、会社の体制がおかしい位の勢いで辞めて行く方ばかりでした。Austyはオーストラリア本社の会社だからオーストラリアにこだわっているのに「ここはオーストラリアしかやらない変な旅行社だ。」等と言う方もいました。

各旅行代理店は全世界の挙式・ハネムーンを扱っています。今でこそ、専門性を武器に名乗りを上げている会社もありますが、この当時はオーストラリアの中でもゴールドコーストがほぼ専門だった弊社は、同業社からは『不思議な事をやっている会社』に思えていたと思います。

オーストラリアの挙式とハネムーンを本格的に開始し、順調に月日が過ぎた頃、ウエディングドレスのセルショップをオープンする事になりました。何故、ドレスまで自社対応をする事になったかと言うと、オープンするまでは青山近辺のドレスショップへお客様を紹介していましたが、ご本人だけのデザインの希望が優先され、教会や現地の雰囲気や気候、又、日本からオーストラリアへの持ち運びまでの対応が出来ておらず大変苦労しました。例えば、バージンロードが20mあり1000名収容出来る大きな教会にサテンのスレンダードレスにショートベールと言うシンプルなドレスが余りにも質素であったり、逆にこじんまりとしたチャペルに長いトレーンをひいたドレスを持参しバージンロードにトレーンが入らなかったりとちぐはぐさが出て現地スタッフがどうフォローすれば良いのか悩ん

でいました。自社にてドレスを対応する事により、お客様の好みだけではなく教会や現地を知り尽くしたスタッフがトータルにアドバイスしながらのドレス選びが出来る環境を作る事が出来るのです。

最初はスタッフ教育から大変な思いをしましたが、ドレスオープン1年後には自社アトリエを構え、ソウルに工場を設けデザインから企画・製作・販売・卸しまで行えるまでとなりました。オープン当初、私自身、衣装に関しての知識はあっても経験がなく、接客もしかり、製造に当たっても独学で色んな事を学び実践して来ました。兎に角、ゆっくりと時間を掛けて学んでいる時間がないのです。オープンした以上はお客様がいらっしゃいます。初めて私が担当したお客様は行きなりマタニティのお客様でした。ドレスオープン時にお世話になったドレスショップのオーナーにアドバイスを頂きながらサイズ調整や納品まで対応出来た時の喜びはもう十何年前の話しですが、昨日の事のように覚えています。

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<デザインオーダーで製作する小桜様ご夫妻です。生地選びでご来店されました。>
お客様との打ち合わせには毎回1時間半~2時間は行います。
一生に一度のウェディングドレスだからこそこの打ち合わせが大切な時間になるのです。

今は立場上、私が前に出ての接客より、スタッフのフォローをする立場が多くなっていますが、私のこれからの人生もいつまでも「現場主義」であり、お客様の声を直に聞きながらの良い商品、サービス作りをして行きたいと思っています。

お客様はそれぞれ考え方が違えば求めている事も違います。お二人同士の意見が食い違う時すらあるのです。

弊社には接客マニュアルはありません。人間対人間にマニュアルは必要ないからです。まずは、現場で動いている先輩スタッフをしっかり見つめ、真似ながら、自分の力へと肉付けして行く事です。

『石の上にも3年』と言うことわざがあります。私も辛抱に辛抱を重ね、色々な思いをし、日々勉強を重ねて3年どころか16年が過ぎてしまいました。この16年の間にお客様の結婚式への考え方や、お金の使い方も随分と変わって来ました。

最近残念な事に、折角頑張ってブライダルのお仕事に就いた方でも、ちょっとお客様との間にトラブルが生じたり、自分の思い通りに事が運ばなかったりすると、後先考えずに辞めて行く傾向があります。

又、全てを人のせいにしたり、会社のせいにしたりする人も増えている気がします。この業界で何をしたいのか。何を求めて仕事をして行きたいのか、をしっかりと考えるべきだと思います。もう少し、もう少しと目標に向かって走っているから、苦しくても、苦しくても突き進めるのだと思っています。

まだまだ、私の力は小さいのですが、Austyで挙式をし、ハネムーンに出掛けられ、ゲストとして参列された方や、ドレスを着て頂けた全てのお客様が「Austyで良かった。」って言って貰えるように、今いるスタッフ皆と、これからAustyの新しい力となってくれる方々と頑張って行きたいと思っています。

最後に、仕事はどの業界も厳しいと思います。その中でも私達の仕事は失敗が本当に許されません。挙式が上手く行かなかったから、ドレスのサイズが合わなかったからとやり直す事は出来ないのです。

その時、その時が真剣勝負。

一組一組のお客様との会話が大切になりますし、人に対する思いやりや(心配出来る)、気持ちを持てる人でなければ、この仕事は難しいと思います。

今、本当に厳しい時代の中で、私達も色んな面で苦労をしています。でも無理せず、私達がやるべき事を地道に確実に行っていればお客様は必ず応援してくれます。一人、一人が責任を持って対応して行く事が私達のポリシーです。

少人数での会社体制はこれからも変わらないと思います。人と人との結びつきを大切にしていきたい。ブライダルに気持ちを傾けたい。人の幸せも自分の幸せも真剣に考えられる人間味のある方。

是非、一緒に頑張りましょう。

素敵な笑顔のあなたをお待ちしております。